2015年06月24日

小さな土壁の家 完成見学会のお知らせ 

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敷地19坪。床面積19坪弱の小さな土壁の家、完成しました!

本日完了検査も終えました。
ということで、完成見学会開催します。


小さな土壁の家 完成見学会


東京の木を使った小舞土壁の住宅が竣工します。
都内準防火地域に建つ、床面積面積19坪弱、2階建ての小さな家。

建て主さんのご厚意で完成見学会を開催することになりました。
皆様のお越しをお待ちしております。

日時:2015年7月5日(日)13:00〜17:00
場所:東京都世田谷区祖師谷
   

見学ご希望の方は、Studio PRANAのコンタクトフォームから件名を「祖師谷の家完成見学会」としてお申込みください。
http://www.prana-trees.com/contact/index.html


その際に同伴者の有無、人数、いらっしゃる時間帯(例えば14時頃)をお知らせください。
折り返し、住所をお知らせいたします。
なお、今回は引渡後の見学会となっておりますので、ご配慮くださいますようお願い申し上げます。
(お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください)

連絡先
Studio PRANA (林)
contact@prana-trees.com


少しだけ、写真をアップします。

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階段室から小屋組みを見上げたところ


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面積は小さいのですが、南東に開けた良い敷地。
窓からは向いのお宅の紅葉が借景で。


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今回のお気に入りの場所のひとつ。


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洗面所も杉の香りが一杯。


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土壁なので、準防火地域でも普通に板張りの外装ができます。
開口部も今回は防火雨戸をいれることで、網入りでない普通のサッシを入れています。

コスト調整のため、内装や建具を先送りにするなど、潔いところも多々。

是非ともご高覧ください。


posted by mikihayashi at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 掲示板 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

Studio PRANAの事務所ごはん ー初夏の味ー

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Studio PRANAのお昼ご飯は、結構評判がいいんですよ。
私が事務所にいるときは、できるだけ作るようにしてます。
せっかく作ったからと、FBページにアップ。
写真を撮るからには、ちょっと盛りつけにも気をつけて、、、


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今日は初夏のメニュー特集です。
夏野菜も美味しい季節になってきました。
美味しいトマトを手に入れたら、やっぱり冷製パスタ。


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おにぎりランチも野菜をたっぷり添えて。


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母が育てている庭の野菜を摘んで、食卓へ。
今はロメインレタス、春菊が食べごろです。
夏野菜の収穫、楽しみです〜。






posted by mikihayashi at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | my favorite | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月08日

家の医者、住宅医の仕事

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最近、解体工事をしているところが多い様に思いませんか?
「空家等対策の推進に関する特別措置法」が5月26日にに施行され、今までは家が建っていれば更地の場合の1/6で済んでいた土地の固定資産税が、「特定空家」と認定されると更地と同じ税率になるようです。

それで空家を活用する方向へと、動き出しているならいいのですが、はたしてどうなのでしょうか?

さて、Studio PRANAで手がけた「高井戸の家」の敷地にも、実は空家がありました。

家主を失って、そのままになっていたのですが、最初に家族の方からご依頼を頂いた時は、家をリフォームして、ご高齢のお姉様お二人の住まいにしたいというものでした。



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そこで、私はまずは「住宅医」による調査診断をされることをお薦めしました。
「住宅医」というのは、㈳住宅医協会が認定している、まさに住宅の医者のようなもの。
私も1年のスクーリングと認定会という実際の改修事例発表会を経て「住宅医」となりました。

住宅医による調査は、10〜20名のメンバーで、床下天井裏などにも潜り、耐震性、劣化状況など様々な項目で診断をします。


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高井戸の家の調査報告書です。
かなりのボリュームになります。

人なら「人間ドック」に入るようなもので、これによってその住宅の構造から省エネ性能など全てがわかり、今後の「治療」とも言える改修計画が的確にできるようになるわけです。
調査は健康診断と同じ様に、耐震のみ、劣化のみということもできます。



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高井戸の家の場合、それらの調査の結果、増改築などによって構造的にもかなり問題があることなどが判明したため、結果としては建替えを選択をしました。

改修工事を選択する場合でも、総合的に住宅の状態をチェックすることで、予算をどこに重点的にかければ良いのかわかりますよね。


Studio PRANAは東京都の木造住宅耐震診断事務所にも登録しており、杉並区の特定木造耐震診断士としても登録しておりますので、杉並では助成金を使っての耐震診断と改修に対応できます。

耐震改修助成
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=80&n2=150&n3=400


シェアハウス「CORE牛込若松」も空家の有効活用といえます。

Studio PRANAでは古い家の活用方法などもご相談にのります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

posted by mikihayashi at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の家のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月04日

昭和の住宅、仕舞いのとき 萩原邸

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「家を建てる、家を調べる、家を直す」ことは、いつも仕事でやっているのですが、
今回は「家を仕舞う」ことのお手伝いをするという、初めてのことに係わることに、、、

その家というのは、築57年になる端整な住宅。


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無栗のある大きな瓦屋根と、周囲に回された下屋が特徴で、大谷石が使われている玄関アプローチも実に魅力的です。


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南側の深い軒。出し桁は華奢で軽やかです。


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この家の持ち主の方が荷物を片付けていると、この住宅が掲載されている建築雑誌「建築界」と工事中の写真アルバムが見つかったそうです。

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設計者はT.Y.G建築研究会とあります。一体何者なのでしょうか?
当時の他の雑誌をあたったり、その時代のことを知っていそうな方に聞いたりしたのですが、未だ謎のまま。


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写真資料も大変貴重なものです。建前の写真には、桁の上にずらっと祝樽が並んでいます。


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門扉と低い大谷石の塀など、大変モダンな印象です。
敷石は鉄平石。私の実家にも以前ありました、、、


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大谷石はインテリアにも使われています。


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こんな懐かしいドアノブも残っていました。
手を入れる必要はありますが、まだまだ十分住めそうな魅力的な住宅。
活用の方法なども探りましたが、残念ながら6月一杯で解体することとなりました。



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家は大切に住んでくれる人があってこそ生き続けるもの。
家にも終わりの時が来るのは、しかたのないこと。
そうであれば、せめてみんなで丁寧に、この家を見送って上げようと、5月30日、31日とお別れ会を開きました。

エコハウス研究会の丸谷博男さん、遠藤新さんのお孫さんでもある建築家の遠藤現さんにもご協力頂き、まずは実測会とミニセミナーを開催しました。

武蔵野美大大学院の源先生にもご協力頂き、「遠藤勝勧さんの見る、測る建築@萩原邸」には学生さんが大勢参加。
杉並たてもの応援団の面々も、現況実測に参加してくれました。手慣れているのであっという間に図面ができていきます。流石ですね〜。

お施主さんは、BBQでみんなをもてなしてくださいました。


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翌日はお別れイベント。

練馬を歌うシンガーソングライター、谷修さんがギター片手に登場!
ローカルな街の風景を優しいメロディに載せて歌ってくれました。



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そして、丸谷博男さんが、この家との別れから生まれた詩を朗読してくださいました。
大槌町支援で集まった「ひょっこりどんぶりコーラス」のお姉様達の歌声やホルンの演奏。



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久しぶりに、大勢の人が集い、家も喜んでくれたことでしょう。

私もこの素敵な家との別れはとても辛いけど、長い間お疲れさま。
そして、本当にありがとう。


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ラベル:解体 昭和の住宅
posted by mikihayashi at 19:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の家のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする