2015年11月09日

小布施の秋

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週末会合があり、土曜日は小布施の街並見学をしてきました。
かなり昔にちらっと立ち寄ったのですが、この日は町の修景に関わった建築家、宮本忠長さんの事務所スタッフが案内して下さいました。


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こんな広場をつくるにも、多くの利権者との調整をしながら、30年程の歳月をかけて造り上げてきた訳で、その努力と情熱には感服いたしました。
そこにあった、風土に根ざした建築の魅力が存分に活かされ、とってもおしゃれな空間になっています。


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この茅葺きと瓦のハイブリットなお店は、民家だったそうで、塀を取り払い、曳き家をしてオープンスペースを確保したそうです。小布施に貢献したいと、他の町から寒天やさんが出店し、テラスでは無料でお茶が振る舞われています。


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こちらの土蔵も曵き家したそうですが、土をつけたままでも出来るんですね。
壁の表情が実に素敵。

出来上がった広場は駐車場としても使われていますが、この敷石にも工夫がされています。有機的なパターンのように見えますが、さりげなく駐車位置を示しているのです。



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この街区の魅力を高めている仕掛けに「オープンガーデン」があります。このサインがあるところは、個人宅のお庭にお邪魔していいということなんです。たとえば、こちらは町長さんのご自宅。


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こんな素敵なお庭になっていて、誰でも通り抜け出来るんです。
お庭や路地やら、お店の中やら、通り抜け可能な場所が沢山あり、そうなると当然ながら、皆さん手入れをせざるをえませんね。


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こちらのおしゃれな酒屋さん、桝一市村酒造。
かの有名な、アメリカ人女性、セーラ・マリ・カミングスさんが働いていた造り酒屋です。
台風娘といわれてたようですが、すばらしいブランディング力。小布施の町に対する貢献も並大抵なものではなさそうです。

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小布施北斎研究会を「国際北斎会議」にまでもっていたのも、彼女の力だと言われてます。
今彼女は、酒造を運営する小布施堂さんからは独立して「株式会社文化事業部」で活動されているようです。



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栗の木レンガが敷き詰められた「栗の小径」を歩きながら、小布施の過去と未来にに思いを馳せたひとときでした。
お役所に、何をやってくれないなどと文句ばかりいっていてはいけませんね。自分の街は自分でつくっていかないと、、、






posted by mikihayashi at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅人目線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする