2018年01月14日

アレッツォ(Arezzo)の骨董市

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今回、トスカーナに小旅行したのは、友人と会うためでした。
ローマ郊外に住む、旧来の友人、朋子さんと「久しぶりに会いたいね、じゃあ、双方の中間地点のフィレンツェ あたりではどう?」ということになり、、、
彼女は、イタリアから骨董品を日本向けにネット販売する仕事をしています。そんな彼女が、毎月必ず行くのが Arezzoの骨董市。規模といい、イタリアでも大変有名とのこと。私も、一緒にのぞいてみることにしたんです。


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Arezzoも丘の上にある小さな都市で、鉄道の駅からこんな坂道を登って行くと旧市街に出ます。



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ここはPiazza Grande(大広場)と呼ばれています。先に載せたロッジアもこの広場に面しています。
メインストリートから広場まで、骨董品の出店で一杯!
友人の朋子さんに言わせると、新年早々で祝日のため、お店もお客さんもかなり少ないとのことですが、、、



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普段、骨董にさほど情熱を持っていない私ですが、これじっくり見たら掘り出しモノありそうです。


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建築に使えそうなモノに、ついつい目がいきますが、、、


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これはなんの道具でしょうか?オブジェとしても魅力的ですが。


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どんよりしたお天気続きだったフィレンツェ 滞在だったので、雲の間から青空がのぞいたら、なんかとっても得した気持ちになりました。



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大都会の喧騒から抜け出して、Arezzoの静けさがなんとも嬉しくて、、、
石畳に小鳥のさえずりが響きわたり、まるで地上の楽園のよう。
私の住みたいイタリアの街は、こんな場所かも。


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この小さなカンパーナの音が聞きたかったなあ。



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Arezzoといえば、ピエロ デラ フランチェスカのフレスコ画も有名です。
もちろん、私もしっかり鑑賞。



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1月6日はEpifaniaで祝日でした。
この日は、Befanaという魔法使いのようなお婆さんが、子供達にお菓子を配ると言われています。
良い子には、美味しいお菓子。悪い子には石炭。
とはいえ、石炭のお菓子があって、結局みんなが甘いお菓子をもらうそうな。

街角でBefanaに扮した人に遭遇しました。それに、お菓子屋さんのショーケースには石炭(菓子)も。

あっという間ですね、旅の時間って。





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2018年01月08日

フィレンツェ の今

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20年ぶりくらいでやってきた、花の都フィレンツェ 。
ルネッサンスの復習をさらりとしながら来たのですが、見るべきものが多すぎて、どこから回って良いのやら。
まずは大聖堂から。


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白、緑、赤の大理石装飾にまずは圧倒されますね。
クーポラに上るには予約が必要で、来週初めまで一杯とのことで諦め、ジョットーが設計したと言われている鐘楼に登りました。


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今回は、少々お高いけども美術館など72箇所が回れるというフィレンツェ カードを購入してみました。
おかげで、長い列に並ばず、優先レーンから入場できました。


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ミケランジェロのラウエンティアーナ図書館は、何度言っても圧巻です。


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階段一つにどれほどの時間をかけ、造形を完成したのでしょう。


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ウフィツィ美術館は、流石に少々並びましたが、中に入れば、人気の絵もゆったりと鑑賞できました。

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こちらは私のお気に入りのフィリッポリッピのマドンナ。


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サンタマリアノヴェッラ教会のファサードは、やはりとりわけエレガントな印象。
正面のpiazzaからの引きもあり、写真映えがしますね。


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以前行った時には、教会のエントランスに売店があってティザナ(ハーブティ)を買った記憶があるのですが、そんなものは一切なく、教会付属の薬局は別の所にお店を構えています。
今や有名になってしまった「サンタマリアノヴェッラ薬局」の本店は、高級香水店のような構え。
お値段もよろしく、買い物客は日本人や中国人ばかりでありました。
ハーブティなど売っておらず、薬草のサプリメントの売り場のみ。石鹸とポプリを買って、そそくさ退散しました。


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歩き回ってお腹が空いてしまい、ウフィツィ美術館近くの小さな食品店に飛び込みました。
トスカーナ訛りの気さくなおやじさんが、一人でやっています。
美味しいパニーニをほうばっていると、近所の人が立ち寄っては、話し込んだり、他のお客に話しかけたり。
フィレンツェの日常を垣間見た感じです。

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お腹いっぱいになりましたよ、パニーニだけで。


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今回のフィレンツェの印象は、お天気が悪かったせいもあるかもしれませんが、正直イマイチでした。
私自身がちょっと変わって来た(年を取った?)のかもしれません。

駅前が道路工事中で大混乱でした。路面電車の線路を撤去中のようです。
これからの持続可能な街としては、逆に路面電車の方がエコロジカルなのではないかと思うのですが。


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とにかく、路上駐車が多く、細くなった道を車やバイクが通り抜けていきます。
歴史的街区も、一般車の侵入を制限しているとはいえ、タクシー、搬入車、緊急車両、清掃車などがどんどん入って来て、実に歩きにくいのです。

これだけの文化遺産を抱えた世界的観光都市なのだから、自動車、バイクなどの対策をもう少し徹底して、より魅力的な街へと変わって行って欲しいものです。





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2018年01月04日

新春 2018 Felicissimo Anno Nuovo!

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新年明けましておめでとうございます。
昨年は、多くの方々との新しい出会い、新たな仕事の機会にも恵まれました。本当にありがとうございます。
本年も、引き続き一つ一つ丁寧に仕事をしていきたいと思っています。

私はというと、夫の実家で新年を迎えています。
こちらは元旦のみが休日で、人によっては2日から仕事だそうで、もう普通の活気が戻っています。

写真は昔暮らしていたことのあるBassano del Grappa。
パラディオが設計したと言われている木造の橋が有名ですね。


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穏やかな流れを受け入れながら、ゆっくり遡って前へと泳ぐ水鳥。
今年はこんな感じでいきたいものです。


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お気に入りのレストランOttoneでランチ。
今も変わらずエレガントなお店です。


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最近気になるのが、天井。
こう行った歴史的建築の空調設備はどう収めるんだろうと。
日本だと天井はあれこれ必要なものに占領されて、デザインどころじゃないので。
眺め回して見ましたが、吹き出しかリターンらしきものはここしかありませんでした。


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何度来ても、やっぱりこの街は好きです。


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今日は、初走りもしました。
こちらはVicenzaの旧市街。朝は霜で真っ白。
気ままに走って、もう20年以上連絡を取っていなかった知り合いの家具工房の前に出たので、思い切ってベルを鳴らして見ました。
家具修復職人のマリオさんが、ちょっとびっくりしながら懐かしそうにドアを開けてくれました。
パートナーのルチアさんが入院中とのことで、とても心配そうでした。
無沙汰を詫び、再会の約束をして別れました。


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今年も、力まず、焦らず、静かに前に進もうと思っています。
あの水鳥のように。



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posted by mikihayashi at 14:58| Comment(0) | いたりあの日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする