工程も中盤にさしかかりました。
大工さんが施工中のものは、リビングの造作棚。
こちらもオーナーさんのご希望で、壁からヌッと出っ張っている飾り棚です。
色々ディスプレイして楽しめそうな、遊び心満載の棚です。
下地に固定しているので、非常にしっかりしています。
しかし、大工さんからはくれぐれも「座らないように!」と言われました。
音楽室は、ホールやスタジオの経験豊富な建築家の友人にアドバイスをもらいながら、設計、施工をすすめました。
遮音性能も高い、セルロースファイバーを躯体と内壁の間に吹き込みます。
施工後、部屋の中に入ると、「シーン!」と音が吸い込まれる感じがしました。
ということで、内装仕上げの前にまず1回目の防音テスト。
ところが、施工途中とはいえ、結果は芳しくなく、、、
施工状況を再チェックし、原因と思われる部分の洗い出しと再検討をしました。
というわけで、まずは防音ドアの取り付けからやり直すことに。
工務店さんも、手戻りも厭わず、非常に前向きに取り組んでくれました。
塗装前のパテ仕上げ(?)の壁って、なんとも愛嬌がありますよね。
塗装と漆喰の塗り分けなのですが、色はオーナーさんが塾考の上、色見本でさらに検討。
既存鉄骨階段を生かし、グリーンの壁がアクセントとなっている吹き抜けにはスチールの手すりがつきました。
いつもお願いしている鉄骨やさんが、イメージ通りのものをつくってくれました!
こんなことできるんだ、という発見もあり、、、
ものつくりの可能性は無限大。次はどんなお願いをしようかと今からワクワクです。