東京の木の家第2号、昨日より外壁漆喰塗りに入りました。
今日の午後でもう7割程仕上がっています。
山吹入の、ほんのりクリーム色です。
引き擦りをして、その後少し表面を押さえる仕上げです。横に大理石のようなパターンがつくので、江原さんは「トラバーチン」と呼んでいるそうです。
今日は江原親方は他の現場とかで、相棒のホッチさんが一人で奮闘中。
まずは漆喰をのばし、その後特殊なコテで横に引くと、このような模様ができるんですが、その秘密はこれです。
手前にあるコテ、わかりますか?実は少し外側に湾曲しています。
引き摺り仕上げは木コテを使うことが多いようですが、江原官塑では古の「ヒキズリコテ」を特別注文して使っているそうです。(あれ、企業秘密だったかな?)
どうでしょうか?表情のある、良い仕上がりですね。
ところで、ここの現場の棟梁である樺沢さんは何処に?
なぜか楽しそうに、階段下の物入れの左官工事をしています。
今塗っているのは、漆喰仕上げの中塗り材。
棟梁は、左官やさんの気持ちもわかるようにならないと、、、ですね。