今までに、私がイタリアに滞在した日数は何日か、、。
数えたことはないけれど、恐らく700日は超えていると思われます。
けれども、信者でもないので、カトリック教会のミサに参列したことはありません。
きょうは、イタリアのお母さんと一緒に、初めてのミサ参列。
何事も、経験することは意味があると思うので、、。
ここは、フェリーチェ教会といって、Vicenzaでも最も古い教会の一つです。
建物の起源は、3世紀頃のローマのバシリカです。
その後、増築されたり、バロックの内装に変更されたりと姿を変えてきましたが、1937年以降、そのバロック装飾をはぎ取って、それ以前の質素な内装に戻されたそうです。
このモザイクの床は、ローマ時代のときのもので、一部このように見える様にしてあります。
復活祭の前の日曜日とあって、オリーブの枝をもっています。
今度の木曜日はイエスキリストの命日。
そして、3日後に復活したことを祝う、復活祭が始まります。
この季節、新しい生命の息吹を祝うのは、ある意味、とてもナチュラルなことのように思えます。
実際、復活祭は太陽と月の暦で決まっているというのは、興味深いですね。
(春分の日の後、最初の満月が過ぎた日曜日、だそうですよ。)
私は、震災からの復興と復活を祈りながら、聖堂に響きわたる美しい歌声や、心地よい祈りの言葉に耳を傾けたのでした。
ラベル:旅 イタリア ミサ