2011年08月28日

伊豆、夏の終わり

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ちょっと遅めの夏休みをとりました。
高速を沼津で降りて、伊豆半島へ。

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ずっと行きたいなあと思っていた、伊豆の長八美術館。
正直、建築としてはいまひとつ好きになれないのですが、左官職人の仕事には興味があります。
展示されていた物は、それなりに興味深かったのですが、美術館としては、、、、。

長八という左官職人の「技」は素晴らしくとも、左官の未来へのイマジネーションを感じる場となっていいるかどうか、、。
バブルの頃の遊びにあふれた建築意匠の他、左官で仕上がった展示室のクラックには、疑問を感じざるを得ませんでした。


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しかし、松崎の町に残る、ナマコ壁の商家はなかなか魅力的です。
ここは、薬問屋だったそうですが、今もちゃんとお住まいのようです。

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正面の佇まいもとても素敵です。


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こちらは、重要文化財の岩科学校。
木造の学校ですが、やはり左官の仕事に見所一杯です。

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洋風の意匠と和の素材の組み合わせに時代を感じます。

でも、こんな気持ちのいいバルコニーのある小学校、いいですね。


松崎町は桜餅につかうオオシマザクラの葉で有名で、出荷量は全国の70%を占めているそうです。

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立ち寄った、お菓子屋さんのテラス席。
実は、東中野の家のお施主さんから教えて頂いた場所です。
大きな太鼓梁で支えられた下屋の庇。
陰影のある、良い空間をつくってます。

ケーキもとっても美味でした。

夏の終わりに人の少ない、西伊豆での休日。
ちょっとゆっくり、リフレッシュできました。






posted by mikihayashi at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅人目線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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