今日は、私もメンバーになっている「職人がつくる木の家ネット」の最新コンテンツをご紹介します。
政府は大飯原発の再稼働を決定しました。
また、昨日は東京都議会で「原発国民投票」の条例制定が否決されました。
32万人の署名をもっても、都議会を動かせないというのは、残念なことです。
今年の2月にも「いのちと共存できない原発はいりません!」とはっきり宣言し、その理由と私たちの考えをコンテンツで発信しました。
今回はその第2弾として、私たちが考え実践していること、これからの「むやみに電気に頼らない」暮らしを実現するための提案などがまとめられています。
1.「省エネ」以前に「低エネ」で済む暮らしを実現できる家づくりを!
2.世間で言われている「省エネ」やオール電化住宅は本当に「エコ」なの?
3.電気にしてもらわなくてもいい仕事とは?
4.電力だって、自給できるかも!?
日本の伝統的な住まいには、季節ごとに快適に過ごすための様々な知恵が詰まっています。
まずは、それを活かして、どうしても足りないところは、すこしだけ「文明の力」にお世話になればいいのでは?
木の家づくりをしていると、「省エネ」「CO2削減」と言う名のもとに、高気密高断熱、省エネ家電で埋め尽くされたの昨今の家づくりに違和感を感じます。
そんな住まい方だと、電気が足りない!と言われれば、一大事。しょうがないから、少々不安は残るけど「原発の稼働」もやむを得ないか、、ということになってしまいます。
太陽光発電の普及は、自然エネルギ–を使った発電が増えるという意味でも良いことだと思います。ですが、補助金をもらって住宅の上に載せても、基本的には売電用ですし、蓄電しなければ、災害時に自宅で使えるわけではありません。
また、災害時にインフラに問題が発生すれば、全く機能しなくなってしまいます。
今回のコンテンツでは、木の家ネットのメンバー達からの様々な問題提起や提案が満載です。
ざっとあげてみます。
「エコポイント制度によって、実は電力消費は増えた」
「シェアする暮らしが結果として省エネになった」
「熱をつくる仕事は電気以外で。太陽熱、バイオマスの利用」
「緑の力を借りて、夏を涼しく」
最後に、私も大変注目している「地域での電力自給活動」である「藤野電力」が紹介されています。
ほかにも、「葉山電力」「町田電力」「幕山電力」など、着々と活動が広がっているようです。
さあ、皆さんもコンテンツを読んで、ご意見ご感想をお寄せ下さいね!
職人がつくる木の家ネット
「原発のいらない家づくり&暮らし方」
http://kino-ie.net/act_051.html
ラベル:木の家 パッシブ 職人 手づくり