今日、出版社からフライヤーが届きました。
「くさる家に住む。」
神田雅子さん、濱田ゆかりさん、平山友子さんと私が「つなが〜るズ」というユニットを組んで最初の仕事は、この本です。
ちょっと、刺激的なタイトルなので、いろいろな方からご意見を頂きました。
「腐るって、ちょっと、、。朽ちるの方が良くない?」
というのが、多かったのですが、私たちはあえて「くさる家」としました。
発酵も腐敗も微生物が繁殖することで変化する点では、根本的には同じだそうです。どうして私たちは、腐らないものをつくろうとするのでしょう?
家も然り。それでいいのでしょうか?
そう、そして一番大切なのは「暮らし」のはず。
そんな風に考えた私たち4人は、答えを探しに取材の旅へ。
ここは、琵琶湖の湖畔。
「くさる家」のエッセンスが詰まった素敵な住まいです。
琵琶湖で泳いで、この薔薇のシャワーを浴びたら、どんなに気持ちが良いでしょう。
これは、文京区にある塔のような家の屋上です。太陽熱温水器に映り込む空。
都会の狭小地でも、実にエコロジカルな暮らしが出来るんですよ。
夫婦が11年がかりで自力で建てた家。
空間もディテールも、プロ顔負けの出来上がり。
猫ちゃんが、まるで置物のようにハマっていますね。
ほんの、触りだけお話ししましたが、4人が選び取材した10軒の家と暮らしは、私達自身にも様々なことを教えてくれました。
これからの暮らしのヒントが凝縮された、「くさる家に住む。」をぜひ読んでみてくださいね。
私達でつくったフライヤーはこちらです。