焼杉、好きなんです。
その風合い、そして、外部に使った時の耐久性、さすが古の知恵です。
ですが、なかなか採用されないのは、既製品は薄い板材で、焼杉仕上げという感じ。
岡山には、注文でつくってくれるところもあるようですが、関東まで運んだら運搬費がかさんでとてもとても、、
それから、施工時は大工さんも大変です、、
今回、佐倉の家のお施主さんが焼杉に外壁をしたいとのことで、自分たちでつくってみますか?ということになりました。
いつも、自分で焼杉をやっているシティ環境建築設計の高橋昌己さんが、指導して下さるということで、今日はお施主さんと一緒に事務所にお邪魔しました。
古来の方法は板を3角に立てかけて火を燃やすとのことですが、市街地ではとてもそんなことは出来ません。
高橋昌己さんは強力なバーナーで焼く方法をとっているそうです。
作業場の壁で、焼き具合を示す高橋昌己さん。3ミリくらい炭化させるのが理想だそうです。
表面が鱗状になるまで、気長に焼く必要があります。
地面に板を置き、作業開始。
ちょっと表面をあぶったところ。
アシスタントのテルちゃん、挑戦中。
バーナーでじっくり、焼いているところ。
鱗状になったところで、だいたい2ミリくらいは炭化層が出来ていました。
最後はジョウロで水をかけ、火を消します。
さて、再来週は本番です。
今日はちょっとだから、楽しく出来ましたが、実際は一日がかりで4mもの材材を120枚焼くことになるので、根気が続くかどうか、、、
さあ、お施主さんと一緒にがんばりますよ!