2015年06月08日

家の医者、住宅医の仕事

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最近、解体工事をしているところが多い様に思いませんか?
「空家等対策の推進に関する特別措置法」が5月26日にに施行され、今までは家が建っていれば更地の場合の1/6で済んでいた土地の固定資産税が、「特定空家」と認定されると更地と同じ税率になるようです。

それで空家を活用する方向へと、動き出しているならいいのですが、はたしてどうなのでしょうか?

さて、Studio PRANAで手がけた「高井戸の家」の敷地にも、実は空家がありました。

家主を失って、そのままになっていたのですが、最初に家族の方からご依頼を頂いた時は、家をリフォームして、ご高齢のお姉様お二人の住まいにしたいというものでした。



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そこで、私はまずは「住宅医」による調査診断をされることをお薦めしました。
「住宅医」というのは、㈳住宅医協会が認定している、まさに住宅の医者のようなもの。
私も1年のスクーリングと認定会という実際の改修事例発表会を経て「住宅医」となりました。

住宅医による調査は、10〜20名のメンバーで、床下天井裏などにも潜り、耐震性、劣化状況など様々な項目で診断をします。


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高井戸の家の調査報告書です。
かなりのボリュームになります。

人なら「人間ドック」に入るようなもので、これによってその住宅の構造から省エネ性能など全てがわかり、今後の「治療」とも言える改修計画が的確にできるようになるわけです。
調査は健康診断と同じ様に、耐震のみ、劣化のみということもできます。



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高井戸の家の場合、それらの調査の結果、増改築などによって構造的にもかなり問題があることなどが判明したため、結果としては建替えを選択をしました。

改修工事を選択する場合でも、総合的に住宅の状態をチェックすることで、予算をどこに重点的にかければ良いのかわかりますよね。


Studio PRANAは東京都の木造住宅耐震診断事務所にも登録しており、杉並区の特定木造耐震診断士としても登録しておりますので、杉並では助成金を使っての耐震診断と改修に対応できます。

耐震改修助成
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/guide/guide.asp?n1=80&n2=150&n3=400


シェアハウス「CORE牛込若松」も空家の有効活用といえます。

Studio PRANAでは古い家の活用方法などもご相談にのります。
どうぞお気軽にお問い合わせください。



posted by mikihayashi at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 木の家のはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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