5月14日(土)、木の建築フォラム主催の「木の家をつくる、木の家に暮らす」セミナーの第1回目を開催しました。
この日は山林体験。
武蔵五日市駅で集合し、いざ西多摩の山へ。
この日は、日の出町にある浜中材木店の浜中さんと石井さんにご案内いただきました。
多摩産材はこのあたりで育った木です。
案内して頂いたところは、舗装された林道沿いでしたが、結構な傾斜で手入れは大変そうです。
少し山に入り、石井さんから下草狩りや枝打ちなどの山の手入れ方法について説明を受けました。
実際には、この程度の高さであっても登って上から順番に枝を払うそうです。
今はほとんどが小型のチェーンソーに代わって来ているそうですが、本来の斧の方が木にも優しいとのことでした。
山歩きをしながら、スギ、ヒノキ、ヒバの見分け方なども教えてもらいました。
この日は、参加者の方に林学部出身の方がいらしたので、葉っぱを採取してその識別方法などの特別講義も!
ちなみにこれはヒノキです。裏の白い葉脈が「Y」の連続になっています。
これはスギとヒバ。
ヒバとヒノキは見分けにくいようですが、葉っぱの先が尖っているのがヒバ。やや丸みがあるのがヒノキだそうです。それとヒバは葉脈が「W」のように見えますね。
さて、昼食を取ってから、日の出山荘にて座学の時間。
この日は、神田雅子さんによる木の家のメリットや木材のつくられ方の講義。
さて、6月18日の第2回セミナーでは、製材の現場を見学します。
そして、次回の講義は私が担当します。
「樹種による違い、木の家の構成要素」などについてお話する予定です。
単発でのご参加も可能ですので、ご興味のある方は是非!