さて、今回のプチ改修の目玉はなんといっても床のタイル工事。
うまい具合に、現状の仕上げ厚で収まることがわかって、大喜びの私です。
本当は、合板フローリングの床を全部!無垢に変えたかったのですが、、
それは、もう少し貯金をしてから、、としましょう。
まずは、割り付け。タイル屋さんが丁寧に墨をうってくれてます。
幅木をどうするか、、、
最初は小さいタイルを並べて幅木にしようとおもったのですが、タイル屋さんが床タイルを切って使った方がいいと提案してくれました。
接着剤塗布中なり。
糊の延ばし方にもコツがあるのかなあ。
タイル職人の尾池さん。
もう、15年以上のおつきあいになります。
以前、私の住んでいたアパートの浴室タイルが剥離してしまい、不動産やさんに頼んだ所、この尾池さんと工務店の鈴木さんが修理にきてくれました。
私が、下地のことやら、なんやら質問攻めしたところ、「あれ、この人素人じゃないかも、、」と思ったそうです。尾池さんは技能士の資格ももっている、超ベテランタイル職人さんです。
今回、まるまる3日半、うちの床と腰のタイル作業をしてくれて、お茶をしながらのんびりお話もできました。
昔はタイルの仕事がとっても多かったこと。
それはそうでしょうね。外装や水廻りはすべてタイルだったわけですから、、、
その他にも、タイルの装飾壁などの仕事も多かったそうです。「国技館の内装壁もやったんだよ」と聞いて、これは一度見に行かないといけないですね。
それから「入り竹」という言葉を初めて教えてもらいました。
昔は約物を多用して、どんなところもタイルで納めたものだ、、そうです。
調べると、出隅や入隅や角につかう約物を「竹割タイル」というようですね。
割った竹みたいな形状だからでしょうか。
なんか、もっといろいろタイルで遊びたくなってきました、、、
とはいえ、自宅のタイルは廉価で無難なタイルで納めました。
やっぱり、タイルはいいです。清潔感があります。
トイレはこんな感じ。
50角のタイル、ちょっと目地が大きいかなあ〜。
もう少し、タイルで遊んでも良かったかなあ〜。
もう少し良いタイル使えば良かったかなあ〜。
などなど、終れば終ったで、いろいろ考えてしまい、満足しないのが常。
狭い場所でのタイル工事、尾池さん、お疲れさまでした。
次回は、自力の壁塗り工事です。 お楽しみに。