12月になって、待ちに待った本棚がやってきました。
応援している若手大工さんのひとり、小塚さんに今回はお願いをしました。
建築の大学を出てから、自分の手で作りたくなって修行。今は一人親方として、家具や建具まで作っちゃうなかなかのセンスの持ち主です。
私から本棚の寸法を図面でお伝えして、何回かやり取りをしました。
小塚さんは作業場で全て材料を準備し、現場で組み立てるだけの状態にされたようですが、搬入のこともあるので、基本的に材は全て板の状態。
材料が運ばれた時には、「こんなに使うの?」とちょいびっくり。
材料は岡部材木店さんのもの。飯能の杉です。
お友達なこともあって、いい材料をちょいとサービスしてくださったようです。
ありがたいこと!
朝から作業して、組み上がった時は、お日様が傾いていました。
いい感じです!
家中が、杉の香りに包まれました。
心配なのは、うちのやんちゃ坊主たちの爪跡ですが、、、ま、しかたないかなあ。
というわけで、本棚はやっぱり、猫たちの居場所ともなりました。
かなり心地いいようで、しょっちゅう乗ってますね、この上に。
ホゾや象眼など、小さなディテールを丁寧に見せる、素敵な本棚になりました。
小塚さんの提案で、側面は羽目板が取り替えできる様になっているのですが、あれよあれよと言う間に、天板がもう既に傷だらけ。
あきらめるしか無いのかな。
というわけで、次回は番外編として「ぐら&寅次郎の受難(?)」です。お楽しみに!