屋久島の家が竣工してから今年で11年。
そんな中、昨年から計画していた屋久島での2軒目の住宅がいよいよ始まります。
5月の連休明け、地鎮祭のために島に向かいました。
乗り継ぎの鹿児島空港は雨模様でしたが、屋久島は晴れ!
但し風強し。
どれほどの強さかというと、、、
こんな感じ。
心配していたのですが、翌日は風も納まり、穏やかに晴れました。
素晴らしい、地鎮祭日和です。
今回の屋久島の家も、久保田工務店さんにお願いすることになりました。
屋久島の地杉を手刻みで建ててくれる大工さんは、地元に数人しか居ないとのこと。
久保田さんはその貴重な大工さんのお一人なんです。
今回は、写真の奥に居る若い大工さん、岩川さんが棟梁を務めてくれます。
あれ?神主さんと建て主さんが薮の中へ?
実は、敷地の東側は小川が流れているんです。この先は、川です。足元に気をつけて!
切麻(きりぬさ)でお祓い。
お米と和紙が混ぜてあるのを蒔くのは初めて見ました。
でも、調べるといろいろあるようですね。
色の付いた和紙だったこともあったし、、
建て主さんも、ちょっと緊張気味。
でも、滞りなく地鎮祭は無事終了しました。
Studio PRANAの地鎮祭快晴記録も更新です!
その日の午後は、今回構造材として使う杉を切り出した山の見学にいきました。
このあたりは国有林だそうですが、傾斜も緩くて伐採作業はしやすそうなところでした。
屋久島でも、戦後植林した杉が丁度使い頃になっているということ。
山を案内してくださったのは、地元の杉材を扱っている有水製材所さん。
社長の有水さんは、前々回飛び込みで私たちが訪問したときも、笑顔で対応してくださり、今回は一緒に働いている息子さんが山を案内してくれました。
今、屋久島では庁舎の建設が始まっていて、そこでは地元の杉材を使うそうです。
地元の職人を使うことに関しては、まだ課題があるようなのですが、、
今回は、屋久島でオシャレなカフェをやっている後輩も訪ねました。
竜二くんは、カフェもやりつつ、建築の仕事も屋久島でやっています。
カフェは自分でデザインして、かなりの部分セルフビルド。
屋久島に行ったら、みなさんもお立ち寄りくださいね。
ノマドカフェ
http://nomado-cafe.seesaa.net/
睡蓮がきれいに咲いていました。
熱帯魚も育てているようですよ。
さて、地鎮祭は終りましたが、材料は現在天乾中。
夏頃から刻み始めて、建て方は9月後半以降になりそうです。
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