みなさん、ぐらで〜す。2週間ぶりですがお元気ですか?
もちろんぼくはお空で元気にしてますけど、、ね。
どうしたの?ぐら。なんか不満でもあるの?(みき)
ないですよ。天国は平和すぎちゃって、ぼく的には、もうちょっと、ぎゃ〜って思うことが起きた方が刺激的なんだけど。
そんな、贅沢なこと言ってるとバチ当たるから。(みき)
それにさあ、閻魔様が最近忙しいらしくてかまってくれないんだよ。ちょっと寂しいな。
ああ、そういうことか。ま、そのくらい我慢してくださいよ。じゃあ、地上の刺激的なお話始めようか?(みき)
えっ!これだれ???
ぐらのお母さんじゃないの。忘れちゃったの(みき)
昔住んでいたテラスハウスの中庭に、時々現れていたのよね、ぐらのママは。
この辺りはアパートばかりで、その隙間を居場所にしていた野良さんがすごくたくさんいたの。名前をつけていったら、たしか11匹いたかな。 (みき)
ぐらのママは背中から尻尾にかけてブチ模様があったからブッチ(Bucci) 。
その他、ピッコロ、 ルンゴ、ベルルスコーニ、モッジ、ブルットブルットとかイタリア語で名前をつけてたのよ。(みき)
ふ〜ん、そうなんだ。あんまりよく覚えてないけどね。
あっ!!もしかして、妹のヤマト??
ある日、ブッチは3匹の赤ちゃん猫を連れてきたの。この写真はママのおっぱい飲んでるぐらとやまと。(みき)
ほら、絶対ぐらでしょ?これは。(みき)
本当だ!全然覚えてないけど、この後ろ姿はぼくだね。
ぐらは、3兄弟のなかでも一番身体が小さくて、お鼻がグズグズしていて、怖いもの知らず。
平気で家の中に入ってきたりしてたから、そのまま閉じ込めちゃったわけ。(みき)
え〜、これが僕の小さい時?
なんか、鼻がとんがっていて、猫っぽくないなあ。
そうでしょ?だからぐらって呼びたくなっちゃたのね。(みき)
ふ〜ん、そうなんだ。
あっ、ぐり兄貴と妹のやまとだ!!
ぐりとぐらは色も柄もそっくりだったの。毛色がグレーでしょ?イタリア語ではグリージェっだから、それもぐりとぐらになった理由かな。(みき)
兄貴もやまともどうしているんだろう。もう天国にいるのかな?捜索願出さなくっちゃ。
お母さんもさがしてみたら?(みき)
そうだね。でもママは探して会いに行っても冷たいかも、、、
猫の世界はそうかも。でもいいじゃないの、血縁が全てではないから。(みき)
やっぱり、兄貴とぼく、似てるね。
ちょっと見はそっくりだったけど、ぐりはカラダも大きかったし、慎重で、目の悪いやまとのこともものすごく気遣ってましたよ。
ぐらは子供っぽくて天真爛漫なのに、ぐりはすでに地上の世界を冷静に見ていた感じ。
本当は、3匹とも家に迎えたかったのだけど、私にはできなかったの。ごめんなさい、ぐり、やまと。(みき)
大丈夫、ぐり兄貴はしっかりものだから、ちゃんと生き延びたと思うよ。
そう信じたいね。(みき)
ああ、やっぱりみきさんのお膝は気持ちよかったです。
なつかしいな〜。
私もぐらのいたずら、ふさふさした毛並み、ずっしりした重さもみんな懐かしいです。(みき)
さあて、兄貴と妹を探しに行くかな。
みなさん、またお会いしましょう。
今日も天国から配信。 皆さんのアイドル、ぐらでした!
ぐら、ちょっと調子に乗りすぎよ。笑(みき)