2方を土間に囲まれた住宅が竣工です。
今回はStudio PRANAは基本設計と監修のみで、実施設計と監理は地元の設計事務所さんにお願いしました。
竣工検査、引き渡し、竣工写真の撮影の時期は、緊急事態宣言中だったため、訪問できなかったのですが、やっと先週伺うことができました。
居間のテーブルでは娘さんがお絵かき中。集中してますね。
できるだけシンプルなプランを心がけ、南と西側に下屋でぐるりと土間を巡らしました。
共働きのご夫婦にとって、安心して洗濯物が干せて、何かと便利な場所ですから、土間は。
土間との境は太鼓ばりの障子。
障子を開ければ、居間が広々と。
暖房にはペレットストーブを採用。
肌寒い日に試運転したそうですが、非常に快適だったとか。
障子の割付は今回はこんなパターンで。
こちらは主寝室。小窓からの風が心地よいとのこと。
6畳の子供部屋。
2階にはフリースペースもあり、そこからロフトに上がれます。
今や、ロフトは子供達の秘密基地になっている模様。
竣工写真当時より、植栽も茂ってきました。
シンボルツリーはヒメシャラです。
アプローチのシマトネリコの成長も楽しみです。
最後の写真は、建主のご主人から頂いたバラ。
バラ農園をされており、珍しい品種を育てていらっしゃいます。
やはり、一味違うと思いませんか?
実は、ご夫婦の奥様の方は医療従事者でおられ、コロナ禍で緊張の日々をお過ごしです。
この新しい住まいが、心休まる場所になってくれるといいな。